温泉入浴に関するQ&A

大分の温泉とともに生きる〜看護師求人探しサポート情報

温泉に関して聞くに聞けないような内容、意外と知らなかった疑問などを集めてみました。

大分の看護師さんなら温泉入浴について知っておこう

温泉入浴について知っているようでよく知らない看護師さんも多いかと思います。自分では興味がなくても、患者さんやその家族の方などに質問された時、すぐにわかりやすく答えられたら…。そんな温泉に関するよくある質問について、知っておきましょう。

温泉マークのアイコン温泉入浴に関するよくある質問

Q1、よく聞く『源泉かけ流し』って何だろう
かけ流し温泉のイメージ写真A、温泉は、常に湧き出てくるものです。そのお湯をそのまま浴槽に注ぎ込んだものを『源泉かけ流し』と呼びます。
湧き出てきた温泉を溜めておき、ぬるくなったら沸かして…というのはかけ流しではありません。あくまで湧き出るそのままです。もちろん、源泉が熱いものだと冷やさなければ温泉入浴できません。そんな時に水で薄めたりすると、その量によっては源泉かけ流しとはよべなくなります。そうなると当然効能も半減します。源泉かけ流しの温泉は薄めずに冷却装置などで冷やす方法を利用しています。ただ、利用者がちょっと温泉が熱いと思い水で薄める分には、問題ありません。
Q2、温泉入浴は入れば入るほどいい?
A、よく「せっかく温泉に来たんだから、何回も入らないと」という人がいます。ですが、1日に何度も温泉入浴すると逆に体に負担がかかり疲れるばかりです。一般的には1日に2~3回が目安です。高齢者の方の温泉入浴は多くても2回程度にしておきましょう。
Q3、温泉から上がったら、シャワーで流したほうがいい?
A、温泉入浴では、皮膚からも温泉成分が吸収されます。だからこそ効能が増すのです。そのため、せっかくの温泉をシャワーで流してはいけません。ただ酸性泉は刺激が強いので、肌の弱い人は湯ただれになることもあるので流したほうがいいでしょう。
Q4、温泉は飲んでもいいの?
A、飲泉許可のある温泉なら、便秘や胃腸病などに良いといわれています。飲用、飲泉などと書かれていない温泉は飲んではいけないと思っていたほうがいいでしょう。また飲泉と記載があっても、下痢気味の方は硫黄泉や単純二酸化炭素泉を飲んではいけません。腎臓病や高血圧、むくみのある方は塩化物泉、芒硝泉がNG。甲状腺の病気の方はヨウ素を含む温泉が飲用不可です。。泉質によって体に悪い場合もございますので飲泉の注意書きをよく読み飲むのもよいでしょう。
Q5、山にある温泉と海にある温泉の違いはあるの?
A、基本的に大きな違いはありませんが、人によっては向き不向きがあります。山の温泉地の場合、気圧や酸素が少なくなります。また昼と夜の温度差も大きいので、高齢の方や低血圧の方などは注意が必要です。また紫外線も強いので皮膚の弱い人も要注意。一方、海の温泉地の場合、湿気が多いので古傷のある人、関節に痛みがある人などは注意が必要でしょう。
Q6、赤ちゃんは温泉大丈夫かな?
A、赤ちゃんは非常に肌が敏感ですから、刺激の強い温泉入浴は避けたほうがいいでしょう。一般的に酸性泉が刺激が強いといわれますが、赤ちゃんにとってはアルカリ泉も避けたほうがいいです。より中性に近い温泉がベストでしょう。また循環させているような温泉は雑菌が繁殖している可能性が高いです。ですので。中性泉で源泉かけ流し温泉、そして家族風呂が一番です。